ビジネスマンの皆さん、こんなお悩みありませんか?
「毎日の通勤で腰が痛い」
「腰痛がつらいので、何か改善する方法はないのかな?」
毎日の通勤は、腰に負担が来るので、腰痛に悩む方も多いでしょう
腰痛の原因はさまざまありますが、ビジネスマンの必須アイテムである「カバン」が原因で腰痛になることもあるのです。
カバンを正しく持つことで、あなたの腰痛を緩和できるでしょう。
そこで本項では、腰痛になりにくい「カバンの持ち方」を一挙紹介します。
腰痛に悩んでいるビジネスマンのあなた、必見ですよ!
目次
カバンの持ち方が原因で腰痛になる理由
カバンの持ち方が原因で腰痛になる理由は、3つあります。
1.体のバランスが崩れるから
2.カバンが正しく使えていないから
3.重たいカバンを持つから
では、どうしてこのようなカバンの持ち方をすると腰痛になるのか、詳しく解説します。
👉腰痛を解消!腰への負担を減らすカバンの持ち方とは?生活習慣が原因の腰痛対策 |
体のバランスが乱れるから
カバンの重さを支えようとして、体のバランスが乱れて、背骨の歪みを引き起こす原因になるのです。
例えば、手持ちカバンのように、左右どちらかの手で持つカバンは、どちらか一方の手だけで持っていると、背骨が歪む原因となります。背骨の歪みは、腰痛に繋がるので注意が必要と言えるでしょう。
体のバランスを保つためにも、左右の手でバランスよくカバンを持つことが大切です。
カバンが体に合っていないから
体の大きさに合わないカバンを使ったりすると、腰に大きな負担が掛かり、腰痛を引き起こします。
肩掛けカバンやリュックのように、紐で長さ調整ができるカバンは、紐が長すぎたり、短くしすぎたりしないようにしましょう。紐が長すぎると、腰に大きな負担が掛かってしまい、反対に紐が短すぎると肩こりや腰痛の原因になります。
紐の長さは、カバンが体に一番フィットする長さに調節しましょう。
重たいカバンを持つから
中身が重たいカバンを持つと、体にかかる負担が大きくなりがちで、
腰痛や肩こりの原因になります。
カバンの中身はできるだけ、軽くするようにすると、体にかかる負担も軽減できるでしょう。
どうしてもカバンの中身が重くなってしまう方は、キャリーバッグがおすすめです。キャリーバッグは、腰に負担がかかりにくいカバンなので、重い荷物を運ぶのに最適と言えるでしょう。
腰痛にならないカバンの持ち方
ビジネスシーンで、使用頻度の高い3つのカバンについて解説します。
カバンに合わせた持ち方をしっかり理解したうえで、カバンを持つようにしましょう。
しかし、「正しいカバンの持ち方」を理解していても、荷物のたくさん入ったカバンを持つと、腰痛の原因になります。腰痛予防のためには、カバンの中身は軽くして、腰に負担がかからないようにしましょう。
どうしてもたくさんの荷物が必要な場合は、キャリーバッグがおすすめです。キャリーバッグは、体から離して荷物を持つので、腰へかかる負担少ないと言えるでしょう。
手持ちカバン
紹介する3つのカバンのうち、もっとも腰痛になりにくいのが手持ちカバンです。手持ちカバンは腕の力でカバンを持つため、腰に負担がかかりにくいのです。
しかし、左右どちらかの手だけでカバンを持つと、背骨の歪みを引き起こし、腰痛の原因になるのです。左右交互にカバンを持つようにすると、背骨の歪みを防ぐことができるでしょう。
リュック
リュックは、肩紐の長さを体に合わせることがポイントです。前述したように、紐の長さが体に合わないと肩こりや腰痛の原因になります。
リュックの肩紐は、長さを合わせることがポイントです。腰の少し上にリュックがくるように、紐の長さを調整することで、正しい姿勢を保ったまま、歩くことができます。
また、肩紐はできるだけ、太いもの選ぶようにしましょう。肩紐が細いとカバンが左右にぶれやすくなるので、腰痛になりやすくなります。
肩紐が太いリュックは、体にしっかりフィットし、リュックが左右にぶれるのを防ぐことができます。
肩掛けカバン
肩掛けカバンは、腰痛になりやすいので、おすすめできません。なぜなら肩掛けカバンは、カバンが左右にぶれやすく、腰に負担がかかりやすいのです。
「どうしても肩掛けカバンを使いたい」という方は「肩紐が太いもの 」を選ぶと、カバンが左右にぶれにくくなります。また、紐の長さは短くして、体にフィットする長さに調整しましょう。
カバンを変えても腰痛が治らない(h2)
カバンを変えても、腰にかかる負担を軽減させるだけです。腰痛を治すには、原因を根本から治す必要があります。
腰痛を治すには、次の3つの方法がおすすめです。
運動して筋力をつける
適度な運動をすることで、腰を支える筋力がアップし、腰痛の改善が期待できます。腰痛には、さまざまな種類があるので、自分にあった運動メニューに取り組むようにしましょう。
「自分にあった運動メニューなんて、分からない」という方は、「腰痛ドクターアプリ」がおすすめです。「腰痛ドクターアプリ」とは、腰痛の専門医が監修したアプリで、登録して質問に答えるだけで、あなたにあった運動メニューを提案してくれます。
「腰痛ドクターアプリ」を活用して、腰痛予防の運動に取り組んでみましょう!
ストレッチを行う
ストレッチは、腰の筋肉を和らげる効果があります。オフィスでも手軽にできるストレッチを紹介するので、仕事のちょっとした合間に取り組むとよいでしょう。
●オフィスでも簡単にできるストレッチ ―その1―
1.足を組んで椅子に座ります。
2.お辞儀をするようにして、体を前に倒します。そのまま10秒キープします。
3.反対も同じように行います。
●オフィスでも簡単にできるストレッチ ―その2―
1.頭の後ろで肘を持ちます。
2.肘を持っている側に体を少し捻ります。
3.そのまま肘を持っている方の手に、体をゆっくり倒します。そのまま10秒キープします。
4.反対側も同じように行います。
病院で専門医の診察を受ける
専門医の治療が必要な腰痛もあります。神経を圧迫する「腰椎椎間板ヘルニア」や「腰椎狭窄症」などは、重症化すると安静にしているだけでは治らず、手術が必要になることもあるのです。
また「脊椎カリエス」「化膿性脊椎炎」「悪性腫瘍」などの病気も専門医の治療が必要になります。
痛みが長い期間かけて続いたり、安静にしていても痛みがあったりするようであれば、病気や重症化した腰痛の可能性があります。心当たりがある方は、はやめに専門医の診察を受けるようにしましょう。
まとめ
腰痛になりにくいカバンの持ち方を紹介してきました。手持ちカバンがもっとも腰痛になりにくいので、腰痛に悩むあなたには、手持ちカバンがおすすめです。
「どうしても、リュックや肩掛けカバンが使いたい」という方は、肩紐が太いものを選び、体にできるだけフィットするように、肩紐を短く調節しましょう。
しかし、カバンを変えても腰痛の原因を治療していないので、腰痛が続く可能性があります。腰痛には、適度な運動やストレッチなどの腰痛体操が効果的なので、ぜひ取り組むようにしましょう。
場合によっては、医師の治療が必要なケースもあるので、痛みが続くようであれば、はやめに受診をしましょう。適切な治療を受けることで、腰の痛みから解放された快適な日々が過ごせるでしょう!
参考文献
仕事でリュックサック”実は体によくない理由|PREGIDENT OnLine
腰痛ストレッチ|ビーズ株式会社
リュックの正しい背負い方 腰痛・肩こり予防にも|朝日新聞