多くの方が悩まされる腰痛。
もはや「国民病」とも呼べるほど、誰しもが一度は経験するとも言われています。
原因はさまざまで、対処方法もいろいろ。
内臓系の疾患からくるもの、神経性の原因があるもの、骨折など病院でしか治療できない腰痛もあります。
ただ、腰痛の多くは「原因の分からない、長期間にわたるもの」であり日常生活の少しの注意で改善できるのです。
ここでは、明らかな疾患のない腰痛について、自分でできる対策についてお伝えします。
日常的に腰痛に悩んでいる方、
長引く腰痛の改善方法を知りたい方、
運動不足などで腰の凝りやハリを感じている方
こんな方は是非参考にしてみてください 。
目次
あなたはどのタイプ?【自分の腰痛について知る】
病的原因のない腰痛について、大まかに分類したものがこちら。
筋性腰痛(いわゆる筋肉痛)
運転や事務仕事、スポーツなどで同じ筋肉に負荷がかかった場合に起こります。
マッサージや筋膜リリースなど負荷のかかった筋肉を直接ほぐすのが効果的です。
のけぞると痛む腰痛
背伸びをする、子供を抱く、つり革に捕まるなど、腰が後ろに反る場合に起こります。
効果的なのは、体感や股関節のストレッチ、多動的な運動、筋トレなどです。
もも前、背中を中心におこないます。
前屈みで痛む腰痛
洗濯や調理など前屈みの動作や、長時間のデスクワークなどで痛む場合に起こります。
効果的なのはもも裏や股関節周りのストレッチ、多動的な運動などです。
おしりの周囲も痛む腰痛
腰を捻る、反る時に下の方の腰からお尻にかけて痛む腰痛を指します。
この場合は股関節やお尻のストレッチ、股関節の骨格調整などが効果的です。
セルフケアで「腰痛改善」効果的な運動を動画で解説
自分の腰痛のタイプが大まかにわかったら、早速セルフケアを行っていきましょう。
こちらで紹介するのは「自宅で、1人で、簡単に」できる運動ですので、
・家事の合間
・お風呂上がり
など、隙間時間に行うことができます。
大切なのは、「少しずつでも続けること」
運動できないほどの痛みや体調不良がない場合はぜひ、コツコツと継続してみてください。
※体調や効果には個人差があります。
無理をせず、体操や痛み関して不安がある場合は専門家のアドバイスを受けてください。