MENU
メニュー

子供を前で抱っこする時は、背中の筋肉(脊柱起立筋)に大きな負担がかかって、脊柱起立筋の筋筋膜性の腰痛や脊柱起立筋の付着部からくる腰痛を起こします。

筋肉からくる腰痛や臀部痛には、マッサージや温める、針などの治療法も有効になります。

しかし、マッサージで一時的に痛みが取れても、日常生活で同じように筋肉に負担をかけ続ける生活をしていると、再び痛みが出てしまいます。そのためマッサージのような対症療法ではなく、痛みの起きない体にするために、体の使い方を身につけることが重要です。

さらに子供を抱っこやおんぶをすることで腰の骨や関節には負担がかかるので、椎間板から痛みがきたり、椎間関節に痛みがきたり、もちろん出産後であれば、仙腸関節に負担がかかって仙腸関節の痛みがでることがあります。

またぎっくり腰になってしまった場合は、炎症が起きて痛みとなっているので、炎症を抑える消炎鎮痛剤であるロキソニンやボルタレンが有効です。

痛みが急に起きて動くこともできないような場合には局所に炎症が起きていますので、その炎症が治るまではあまり動かず、痛みが治るまで安静にしていましょう。

しかし、完全に動かないでいると体のいろいろな機能が落ちて行ってしまうので、痛みがひどくならない範囲で動くことが大切です。炎症を抑えるためには湿布を貼る、薬を飲むことも必要になります。

このように抱っこやおんぶなど子育てに関係する腰痛の可能性は色々なタイプがあるので、痛みの場所を考えてそれにあったエクササイズをしましょう。

著者情報

腰痛メディア編集部
腰痛メディア編集部

痛みや体の不調で悩むあなたへ、役立つ情報をお届け。

自分の体の状況(病態)を正しく理解し、セルフマネジメントできるようになることが私たちの目的です。

記事のご意見・ご感想お待ちしております。

この著者の他の記事を見る
wholebodyeducator