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最近はリモートワークなどで身体を動かす機会がめっきり減ってしまいました。
家にいるとついつい食べ過ぎてしまったりしていませんか?
気づかずうちに体重がどんどん増えていき肥満体系になってしまうことも…。
メタボリックシンドローム症候群ともいわれ、肥満には生活習慣病などのさまざまな病気の発症リスクがあがりますが、腰痛にもなりうる可能性があります。

今回の記事では
・腰痛の原因とは?腰痛が起こるしくみについて解説!
・肥満により起こる腰痛とは?病名について紹介
・肥満にならないために明日からできること
・腰痛問診診断・改善サービス「腰痛ドクター」で自分の腰痛の原因を知ろう
・まとめ
以上についてお話ししていきます

この記事を読めば肥満によって起こりうる腰痛症やその症状、明日からできる改善方法について知ることができるでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。

腰痛の原因とは?腰痛が起こるしくみについて解説!

人の背骨は複数の骨が連なってできており、腰の部分にあたる5つの骨をまとめて腰椎と呼んでいます。

この腰椎周辺でおきる筋肉や靭帯の損傷及び断裂、骨の構造的な変化によりおきる痛みを総じて“腰痛”といいます。

人によって痛みの強弱は異なり、場合によっては腰痛だけでなく足やお尻にしびれなどの麻痺を伴うこともあります。

腰痛の原因はさまざまですが、〇〇が原因でおきている腰痛といえるものは全体の2割程度しかありません。

残りの8割は詳しく検査を行ったとしても原因が特定できないとされており、生活習慣ストレスなどに起因するものであると考えられています。

肥満により起こる腰痛とは?病名について紹介

肥満の人は腰痛になりやすい

長い間つらい腰痛に悩まされている人の原因の一つに体重の増加が考えられます。

肥満体型である人は健康な人よりも体重が重いので、それだけ腰にも大きな負担がかかっています。

また、重度の肥満の場合、お腹や他の部分にも脂肪がついていくことで身体の重心がずれていきます。

重心がずれている状態で身体を支えるため、肥満の人は反り腰になりやすいといわれています。

腰を反らせることで骨盤が正常な状態よりも前に傾いてしまうため、姿勢の変化による筋肉の負担が正しい姿勢よりも大きくなります。

肥満の人がかかりやすい腰痛症

肥満の人がなりやすい腰痛の原因として次のようなものがあります。

①腰椎椎間板ヘルニア

背骨にある骨と骨の間でクッションのような役割をしている“椎間板”という組織があります。

椎間板ヘルニアでは椎間板が定まった位置からはみ出してしまったことにより起こる腰痛症です。

腰の痛みはそこまで強くありませんが、はみ出てしまった椎間板が神経に触れたり、圧迫してしまうことでしびれや感覚麻痺などの症状を引き起こします。

②圧迫骨折

腰の骨にも“骨折”がおきることは充分あり得ることです。

体重の増加によって腰椎への負担がかかり、骨にヒビが入ることがあります。

圧迫骨折では激しい腰痛の痛みを伴います。

重度の場合には腰の骨がつぶれてしまったり、割れてしまうことがあり、骨の破片が神経に触れてしまうと足のしびれや脱力感などの症状が起こります。

圧迫骨折がおきたら基本的には安静にする必要がありますが、重度の場合には外科的手術を行うケースもあります。

③筋・筋膜性腰痛

肥満の人は普段の生活で運動量が乏しい人が多く、それに伴い腰の筋肉も弱まります。

腰の筋肉は身体の姿勢を保つために重要な役割を果たしています。

肥満体型の人の腰は体重を支えるだけでも大きな負担がかかっているため、その状態でさらに腰へ負担がかかるような動きをすると筋肉が損傷もしくは断裂を起こしてしまうことがあります。

④ぎっくり腰(急性腰痛)

日常の何らかの動作により起こり、動けなくなるほどの激しい痛みにおそわれます。

重いものを持ったときになると思われがちですが、くしゃみしたときや振り向いたときなど発生する原因は定まっていません。

筋肉や靭帯の損傷、関節のずれ、神経への刺激によるものとさまざまな仮説がありますが、ぎっくり腰が起こる明確なメカニズムは明らかになっていません。

肥満にならないために明日からできること

肥満にならないためには正しい生活習慣を送ることが重要です。

日頃から食べている食事量を見直すことで、1日に摂取するカロリー量を下げることができます。

野菜を中心としたバランスの良い食事を行ってみてください。

1日3食決まった時間にしっかり食事をとり、食事の合間や夜遅くに食事をとることを控えることも重要です。

食事を抜いたり、不規則な食生活を送っていると生活リズムが崩れてしまい、肥満の原因となりますので、心当たりのある方は改善した方が良いでしょう。

脳内には満腹中枢というものがあり、満腹中枢が刺激されるまでには20分程度かかるといわれています。

食べるときにはゆっくりと時間をかけ、噛む回数がなるべく多くなるよう意識してみましょう。

また、食べ物をよく噛むことで満腹感が持続する物質が体内で分泌されるので、よく噛むことは大切です。

運動量も日常の生活から意識してみましょう。

エレベーターやエスカレーターをつかっている人は階段をつかうようにしてみてください。

日常の一つ一つの動作を心がけることで総合的に1日の運動量は増えていきます。

また、身体を動かす趣味を始めてみるのも良いでしょう。

運動量のベースを底上げすることができますし、腰痛の原因といわれているストレスの解消にもつながりますので、一石二鳥です。

腰痛問診診断・改善サービス「腰痛ドクター」で自分の腰痛の原因を知ろう

スマートフォンではいろいろな会社がさまざまなアプリを開発しています。

「腰痛ドクター」では、あなたの腰痛に対して正確な原因を評価してくれたり、腰痛の改善が期待できるような効果的な体操やストレッチ方法を教えてくれます。

「腰痛ドクター」は実際に腰痛患者複数人のデータをもとにしてつくられた“ヘルスケアアプリ”で、問診を行うことで現在のあなたの腰痛の状態や症状別の危険度などを教えてくれます。

また、症状に合わせて動画を用いて改善方法をわかりやすく説明し、毎日短時間で実践しやすい運動を行うことで、腰痛に対して細かくアプローチできるようになるでしょう。

自宅でも職場でも好きな場所で問診診断をしたり、ストレッチを行うことができるため、気軽にトライできます。

長年腰痛で悩んでいた人も改善を実感できるアプリですので、気になる人はぜひ試してみてください。

まとめ

体重の増加によってどのような腰痛が起こるのかについてお話しさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

今回の記事ポイントは

・肥満体型の人は健康な人よりも腰への負担が大きい
・腰痛の8割程度は精密検査をしたとしても原因が特定できない
・脂肪がつくことにより重心がずれるため、肥満の人は反り腰になりやすい
・運動不足な人が多いため、腰を支える筋肉が弱まっている人がほとんど
・ぎっくり腰は原因が特定されていないが、体重の増加がリスクになりうる
・間食や夜食は控える
・食事はゆっくりと時間をかけ、よく噛んで食べる
でした。

体重が増加すると腰痛以外にも心臓病や糖尿病などの生活習慣病のリスクとなるでしょう。

体重が気になる人はこれを機会にぜひダイエットを始めてみてはいかがでしょうか。

肥満体型で腰痛に長い間悩まされている人はぜひ腰痛アプリを試してみることをおすすめします。

出典:
サモーナスポーツ整骨院/サモーナパーソナルトレーニング 体重増加と腰痛の関係性 その腰痛肥満が原因かも?!
体重増加と腰痛の関係性
教えて!先生!腰痛の専門医による安心アドバイス 腰痛
教えて!先生!腰痛の専門医による安心アドバイス
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト 肥満と健康
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト 肥満と健康

著者情報

apidra
apidra

保有資格

薬剤師

経歴

病院薬剤師として勤務後、調剤薬局にて保険薬剤師として現在勤務しております。

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